基地局を通じて電波を受信し、契約中のSIMカードとそれに適合する端末が揃ってはじめて繋がります。

電波が繋がる仕組み

疑問を持つ女性

 

携帯電話が繋がる仕組みを疑問に思った事はありませんか?

 

携帯電話は無線ですが、屋外や建物などの施設内、地下など様々な環境で利用する事ができます。

 

子供などが親の持っている携帯電話に憧れて、家の固定電話の子機を外で使おうとする事などもありますが、その場合は、家から少し離れただけで利用できなくなってしまいます。

 

「なぜ携帯電話がどこでも繋がるか?」についてご説明いたします。

 

 

携帯電話の電波で重要なのが基地局の存在

携帯電話の電波の発信元となるアンテナは、それほど多くのエリアをカバーする事はできませんし、鉄筋構造の建物の中や、地下などまでは電波が届きません。

 

そんな中、場所を選ばず多くの所で電波を受信できるのは基地局のお陰です。

 

基地局は簡単に言うと電波の中継役です。
基地局から基地局へ電波を中継していく事で、近くに基地局さえあれば、どのような場所でも電波が繋がります。

 

基地局には様々な形があり、電信柱に取り付けられているタイプから、地下や施設内などの狭い場所に設置できる物、ビルの屋上などで広範囲に対応できるものなどがあります。

 

生活をする中で意識しないとなかなか気づきませんが、実際にはあらゆる場所に携帯電波の基地局は存在しています。

 

車や電車など、移動していても電波が途切れないのは、基地局を常時近いものへ自動的に経由しているから、速いスピードで移動しても、すぐに違う基地局につないでくれる為、ストレスなく携帯を使用し続ける事が可能となります。

 

 

 

 

 

端末で電波を受信できる仕組み

 

携帯電波が、さまざまな場所をカバーしているのは基地局のお陰と簡単な内容で説明させていただきました。もっと基地局や携帯電波の仕組みを知りたい方は、各大手キャリアの公式ホームページでより詳しく説明してありますので、そちらをぜひご覧下さい。

 

ここではキャリアのホームページでも紹介されていない、端末が電波を受信できる仕組みについて簡単に説明します。

 

 

携帯電話やスマートフォンは、端末の中に電波の送受信アンテナを内蔵しています。

 

昔の携帯やPHSはアンテナが外にあり、伸ばして使うタイプが主流でしたが(当時は若者の間で光るアンテナが流行ったりしました)、最近では内蔵アンテナの精度が高くなった事や、電波回線が3Gが主流となり強くなった事で内蔵型アンテナが主流へと変化しています。

 

 

実際に使用する為にはSIMが必要

携帯やスマホの電波は、常に発信されていて、端末自体は送受信用のアンテナを搭載しているので、常時利用可能な状態となっています。しかし、アンテナを搭載した端末さえ手元にあれば、街中で流通している携帯電波を自由に使える状態であれば、誰も携帯会社と契約して料金を払いません。

 

各端末は、各携帯キャリアやMVNOと契約している場合のみ、利用できる仕組みとなっています。

 

 

スマホなどの端末に、実際に電波を送受信して利用できる状態にする為の心臓となるのが、SIMカードです。

 

ICチップでそれぞれ個人ごとに割り当てられた番号を持つSIMカードを端末に挿入する事で、そのキャリアの特定の周波数の電波のみ利用できるようになります。

 

なので、SIMフリー端末の場合、ドコモやドコモのMVNOを利用した場合はドコモの周波数の電波のみを送受信して、auやauのMVNOのSIMを挿入した時は同様にauの電波のみを送受信できる仕組みとなっています。

 

SIMロック端末では、特定のキャリアのSIMカード以外は全く認識しない仕組みとなっていて、契約中のSIMカードと端末が合致した場合のみスマホを実際に電波を利用して利用できるようになります。

 

実際にSIMが挿入されて利用していた端末でも、解約をしたり、料金を滞納などして、キャリア側から電波の送受信を停止されてしまうと、端末とSIMが残っていても、一切電波を送受信できない状態へと変わってしまいます。