格安スマホは近い将来、大手キャリアを超える存在となる可能性もあります。

格安スマホの将来性

 

近年、格安スマホが注目を浴びるようになったとはいえ、まだまだ実際に利用している人は少ないです。
しかし、「近い将来には格安スマホが主流になるのではないか?」と言われています。

 

今後躍進が期待される格安スマホの可能性について紹介していきます。

 

 

大手キャリアに性能が追いつく

格安スマホは発売当時は、「SIMフリー端末自体が少ない・割高感がある。」などの要因や、「LTE回線を使えない、MVNOの通信枠が少なく、実用的ではない。」と言われていました。

 

それがここ最近の大手の参入もあり、格安スマホでもLTE回線を利用できるのが一般的になり、データ容量は5GB~無制限などの大容量の商品もラインナップに並ぶようになってきました

 

端末は現時点では大手キャリアのハイエンドモデルと比べれば劣りますが、実用的な操作を問題なく行える水準まで高まってきています。

 

このように、格安スマホの進化のスピードは速く、このままいけば大手キャリアと契約をするのと大差のないサービスを受けられるようになる日もそう遠くはないかもしれません。

 

大手キャリアに比べて、質に大差がなければ、この先格安スマホを検討する人が増えていくのは自然な流れとなります。

 

 

仕事用携帯は格安スマホが主流に?

スマホの普及台数」のページでも紹介していますが、この先5年ほどで格安スマホの国内契約台数は4000万台以上増える事が予想されています。

 

その増加分の中で大きなウエイトを占めると期待されているのが、会社が従業員などに支給する仕事用携帯です。
現在仕事用携帯の多くはフューチャーフォンやPHSが主流となっています。

 

この部分が全体のスマホシェアを50%以下まで押し下げる要因にもなっているのですが、格安スマホが登場した事で、これまでコスト面でスマホ投入を見送っていた企業が相次いで格安スマホへの切り替えを検討してきています。

 

まだ、実績の少ない格安スマホに実際に乗り換える企業は少ないですが、もう少し実績ができて、実際に格安スマホを仕事用携帯としてストレスなく利用できる実績ができれば、普及は一気に加速する事が予想されています。

 

仕事用の携帯が格安スマホに移行されれば、今度は支給されて実際に利用する従業員が格安スマホでも充分という風になっていって切り替えが進み、今度はそれを見た友人知人が検討を開始するようになります。

 

このように大きなシェアを持つ仕事用携帯市場を皮切りに、格安スマホは一気に普及する可能性を秘めています

 

 

学生の携帯電話の入口が格安スマホに

格安スマホで大きな反響を呼んでいるのが、中高生の学生市場です。

 

初めて携帯電話を持つ中高生は、当然のようにフューチャーフォンよりもスマホを欲しがります。しかし、データ通信費用を含めると月額1万円前後になってしまう大手キャリアのスマートフォンは、値段が大きなネックとなっています。

 

そんな中登場した格安スマホは初めて携帯を契約しようとしている学生に人気で、その料金は大きな魅力となっています。

 

社会人になると、昔から大手キャリアを利用していた名残や、月1万円の携帯代が払えない金額ではない事から、なかなか格安スマホに切り変える決心がつかない人が多いです。
しかし、完全に新規の学生の間で格安スマホが流行すれば、そこから上の世代に徐々に波及していく可能性があります。

 

 

 

 

 

過去にはこんな事例も

 

今現在、これだけ大手キャリアのスマートフォンが主流の中、格安スマホが主流になると言っても信じられない人も多いと思います。
しかし、過去には発売当初、多くの人から馬鹿にされながらも、その後大きく普及したサービスがたくさんあります。

 

一例を紹介いたします。

 

 

ショルダーフォン

ショルダーフォン

現在の携帯電話の初代と言われているのが、ショルダーフォンと呼ばれる肩から掛けるバックタイプの大型移動用電話でした。

 

ショルダーフォンの発売当初は、「こんな大きい物持ち歩けない。」「料金が高い。」「テレカを持ち歩いて公衆電話を利用した方が便利。」と世間からは評価が低く、「今はこの大きさですが、近い将来携帯電話は手のひらサイズになりますよ。」と宣伝されても、当時はほとんどの人が、「そんな風になる訳ない。」と半信半疑でした。

 

しかし、時代が過ぎて昨今では、携帯電話は人口普及率100%を超える生活の必需品へと進化を遂げました。

 

 

スマートフォン

スマートフォンが発売された当初は、「使いにくい。」「スマートフォンに機種変更して後悔した。」「従来のフューチャーフォンで充分。」などと決して最初から高い評価だった訳ではありません。

 

しかしiPhoneのヒットなどを皮切りに、スマートフォンはどんどん進化をしていき、現在では「若い世代ではスマホを使うのが当たり前。」と言われるようになりました。

 

 

日本通信

日本通信は国内で初めてMVNOを始めた企業で、当時はベンチャー企業だった日本通信は、「MVNOが流行らない。」「赤字続きの企業。」と馬鹿にされ、上場されていた株式は当時、今の分割価値で100円を切るような安い値段で取引されていました。

 

しかしその後、格安スマホと格安SIMブームが到来して、日本通信はベンチャー企業から、MVNOの老舗大手としてb-mobileブランドとして展開し、大企業へと飛躍しました。

 

株価も2014年には一時期1,000円を超えるなど、安値から10倍以上で買われ、世間から認められた企業へ進化を遂げました。