LTEとは3.9Gに分類される通信回線の事で、2015年にはLTEに変わる次世代4Gの投入も期待されています。

LTE・4Gとは?

 

最近のスマホでは、格安スマホも含めてスタンダート化されてきている「LTE」。
なんとなく3Gよりも速い電波という所までは知っているけど、その詳細を知っている人は少ないのではないでしょうか?

 

格安スマホでも利用可能になり、注目度を高めているLTEについて紹介します。

 

 

 

 

LTEとは

 

docomoのXi

国内ではNTTドコモがXi(クロッシィ)として2010年より初導入し、その後ソフトバンクとauが2012年に順次導入した、第3世代移動通信システムを高度化させた通信電波です。

 

各社呼び方は独自の名称(ソフトバンクとauは4GLTE、ドコモはクロッシィ)で呼んでいますが、業界的にはLTEで定着しています。

 

LTEとは「Long Term Evolution」の略となっています。

 

 

LTEは3.9G

LTEは正式には、第3.9世代移動通信システムに分類されています。

 

3Gや4Gの「G」というのはgenerationという意味で、3.9Gは正式名称である通り3.9世代を意味します。

 

なぜ、3.9という端数の数字になったかというと、4Gに近い通信技術を使用して3Gを高速化させる事で、4Gに近い通信速度を確保する、3Gと4Gを繋ぐ役割の通信電波という意味からなっています。

 

大手キャリアがLTEを4Gと銘打って販売した事で、現在ではLTEを4Gと呼び、本来の4Gを次世代4Gと呼ぶ動きが出てきています。

 

 

3.9GはLTE以外にもある

3.9Gに分類されているのは、LTEの他にWiMAX(ワイマックス)とUMB(ウルトラモバイル)があります。
3.9Gの名称がLTEで統一されていないのは、各企画を定める団体の違いによるものとなっています。

 

 

LTEはどれだけ速いの?

LTEの規格では、

  • 下り50Mbps以上、上り25Mbps以上の通信速度で、周波数利用効率を3.5Gより2~3倍以上に高めている事
  • 4Gへの移行が円滑にできる事

などが基本要件になっています。

 

速さを分かりやすく例えると、ブロードバンドのADSL並の速さとなっています。

 

電波が良い場所では動画や通信容量が重たいゲームも快適に行う事が可能で、
アクティブユーザーから、ちょっとしたWEB閲覧を頻繁に行う人から高い満足度を得ています

 

 

LTEとWi-Fiはどっちが速いの?

電波に関して多い質問となっています。

 

LTEの高速通信が可能なスマホでも、容量が重いアプリをダウンロードする時や、システムのアップデートを行う際はWi-Fiが必要になる場合も多く、LTEよりもWi-Fiの方が速いと思われている人も多いです。

 

しかし、「Wi-Fi=LTEよりも速い」とは限らない内容となっています。

 

そもそもWi-FiとはLANの接続方法の名称の事で、電波の速さを表す内容ではありません

 

接続するWi-Fiの契約内容によって、大きく速さは変わってきます。

 

ただしスマホの端末によってはWi-Fi接続で利用できる速さの上限が制限されている場合があります。

 

Wi-Fiは、速さを表す表現ではありませんが、Wi-Fiの発信元と端末の性能によって、実際に使用できる速さが変わるという点だけ覚えておきましょう。

 

 

 

 

 

今後、次世代4Gが主流になる

 

早ければ2015年中にも投入が予想されているのが、本来の4Gに当たる次世代高速通信です。

 

既存の3.9GのLTEが4Gという名称で展開されている事が多い事から、ジャンル的には次世代4Gと区別され、ドコモが現時点で掲げている名称は、現在LTEとして浸透している電波名称を活かしたLTE-Advancedという商標で展開する予定となっています。

 

 

次世代4Gの特徴は、「50Mbps-1Gbps」程度の超高速大容量通信となる事です。

 

下限は従来のLTEと変わりませんが、上限が最大1Gbpsとなる事が予想され、現在のLTEの最大速度が200Mbps~300Mbpsですので、LTEと比べても飛躍的に速くなる事が予想されています。

 

 

次世代4Gは現在のLTE対応端末で利用できるの?

LTEの定義を見ると、「4Gへの移行が円滑にできる事。」とあります。

 

これを見ると現在のLTE対応端末であれば、「次世代4Gをそのまま使えるのでは?」と期待してしまう人もいますが、実際に次世代4Gを利用する為には、内蔵アンテナの数を増やすなどが必要な為、既存の端末では利用できない可能性が非常に大きいです。

 

キャリア側も端末の代替えラッシュを狙うチャンスですので、
ほぼ間違いなく、次世代4G投入後に発売される端末を利用しないと実際に利用する事はできないでしょう。

 

格安スマホに投入される時期は未定ですが、
スマホ業界やMVNO業界全体が次世代4Gの登場で活発化する可能性が高く、動向に注目していきたいです。